(2023.1.16)
記事の概要
・アメリカの映画「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)を視聴したので、作品情報、トレーラー動画、あらすじをまとめます。
・英語のリスニング学習(多聴)の観点でもおすすめの作品です。
・作中に出てくるかわいいワンちゃんの写真とともに作品情報をまとめていきますので、お楽しみ頂ければ幸いです。
1.はじめに
2017年の米国の犬の映画、「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)を見ましたので、作品情報、トレーラー動画、あらすじ、英語リスニングにおける難易度を記事にまとめます。結論としてはおすすめです。作中に出てくるワンちゃんのかわいい写真も掲載していきます。お楽しみ頂ければ幸いです。
2.作品情報|「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)
タイトル | A Dog’s Purpose (邦題:僕のワンダフル・ライフ) |
ジャンル | ドラマ映画 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
時間 | 98分 |
公開 | 2017年 |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
出演 | デニス・クエイド ペギー・リプトン K・J・アパ 他 |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
原作 | W・ブルース・キャメロン 『野良犬トビーの愛すべき転生(英語版)』 |
監督のラッセ・ハルストレム氏は「ギルバート・グレイプ」、「HACHI約束の犬」も手掛けた有名監督です。
・トレーラー動画
「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)の予告編動画をご覧ください。この動画だけでも泣けるとのレビューも多数あります。
YouTubeチャンネル:ユニバーサル・ピクチャーズ公式
動画タイトル:『僕のワンダフル・ライフ』予告編
URL:https://www.youtube.com/watch?v=2xna7EXGgnI
本編でも聞き取りやすいシンプルな会話が多いので、アメリカ英語のリスニングトレーニングにもおすすめできます。詳細は後述します。
・あらすじ
犬が転生していく物語。犬の気持ちがナレーションで語られ、人間と関わり合いながらストーリーが展開していく。はじめは生後数か月の仔犬から始まるが、すぐに殺処分されてしまい、ゴールデン・レトリーバーに転生する。死にそうになっていた所を主人公の少年イーサンに拾われ、ベイリーと名付けられ、共に成長していく。
人気者だったイーサンだったが大学進学直前のトラブルを機に自暴自棄になり、実家を離れベイリーとも別れる。そしてすぐに別れの時が訪れる。
次の転生では警察犬のエリーとして大活躍する。誘拐犯を捕らえ飼い主を守ったが、その際に銃で撃たれてしまう。
その後はコーギーのティノに生まれ変わり、女子大生のマヤに可愛がられる。臆病だったマヤが犬を通じて段々明るくなっていく。そして恋愛、結婚し、幸せな家庭を持つ様子をティノは見守る。
最後の転生ではセント・バーナード系のミックス犬に生まれ変わる。拾われた飼い主からは虐待を受けてしまう。最後に彼(犬)が向かった場所は…。
犬と人間の世代を超えた精神的な深いつながりを描いた素晴らしいラブストーリーです。
・登場する4匹のワンちゃん
この章では「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)に登場する4匹のかわいい犬達をご紹介します。
(1)ゴールデン・レトリーバーのベイリー
主人公イーサンに拾われ、愛情たっぷりに育てられる。
(2)メスの警察犬、ジャーマン・シェパードのエリー
飼い主のカルロスを誘拐犯から守る。
(3)コーギーのティノ
内気な女子大生だったマヤの人生に添い遂げる。
(4)セント・バーナードとオーストラリアン・シェパードのミックス犬、バディ
虐待され迷い犬になったバディだったが、彼(犬)が最後に向かった場所は…。
・感想~映画としてのおすすめ度は4/5点中
犬ものの映画というと、大概最後にワンちゃんが亡くなってしまうので悲し過ぎてあまり好きになれないのですが、「僕のワンダフル・ライフ」ではワンちゃんが転生していくので、その悲しみが多少薄まり前向きになれるのが良いと思います。物語がとても前向きなハッピーエンドの形で終わるのも良かったです。感動のラブストーリーとしてレビューも非常に高いので、誰にでもおすすめ出来る作品です。次章で英語学習のリスニングトレーニング教材としての評価もしますが、普通に映画として面白く、英語学習の材料にする事を度外視してもおすすめ度は星4つ(5つ中)です。
3.「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)の英語リスニングの難易度~結論:おすすめ
「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)では犬の気持ちがナレーションされます(人間と会話する訳ではありません)。その英語が聞き取りやすくはっきりとした発音で話してくれています。
人間同士の会話のシーンは、家族や親戚の会話、学生同士の会話や会社の上司との会話等、日常の様々な場面での短くシンプルな会話が繰り広げられます。そういった会話も癖の無いプレーンな感じのアメリカ英語で、全体的に聞き取りやすくなっておりますので、リスニングの特訓にもとてもおすすめの映画です。
英語学習を度外視しても普通に楽しめる素晴らしい作品ですので、TOEICスコアが600点位の方から800点以上ある方まで、幅広い層の英語学習者にとって学びがある素晴らしい映画だと思います。リスニングの腕試しに、定期的に視聴してみるのも良いかも知れません。
4.さいごに
私は今回「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)を、BS放送でやっていたのを録画して視聴しました。記事内でも少し触れましたが、犬の映画は最後にワンちゃんが亡くなってしまう作品が多いので抵抗がありましたが、この作品は何度も生まれ変わって転生していく形なので、悲しみが薄まって前向きな気持ちで見る事が出来ました。
英語学習の観点でも、全体的に聞き取りやすい日常会話が繰り広げられますので、どんなレベルの英語学習者にもおすすめできる感動のラブストーリーです。人気作なので、アマゾンプライムやネットフリックス等でも幅広く見られる様になっている様です。「僕のワンダフル・ジャーニー」(A Dog’s Journey)という続編もあるのですが、個人的おすすめは圧倒的に1作目の「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)です。
たくさん洋書を読む「多読」による学習を毎日継続して単語力を鍛えていきながら(Vocabuild)、定期的に腕試し的に映画も見て、「多聴」の学習もしていこうと思っています。そんな学習の一環に、「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog’s Purpose)はおすすめです。
おわり
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・たくさん洋書を読んで英語学習する「多読」に関する記事です。洋書での「多読」を学習の基本に据えて、腕試し的に洋画を見て「多聴」もする事がおすすめです。