(2021.12.30)
記事の概要
・本記事では、海外の取引先とのビジネスメールで必要になるクリスマスと新年の挨拶メール(もちろん英文)に関するイロハをまとめます。
・そのまま使える例文集も掲載しますので、どなたにも役立つ内容です。
1.はじめに
仕事で海外の会社と取引していると、12月になるとクリスマスカード的なメールを受け取る事が良くあるかと思います。内容はどれも、「今年一年お世話になりました。メリークリスマス、そして良いお年をお迎えください」というものです。日本の会社は年末年始の休暇が長いので、海外の取引先への挨拶メールは、クリスマスと新年(New Year)の祝いをひっくるめて年内に送ってしまうのがおすすめです。
本記事ではそんなクリスマス&新年の挨拶メールを自分から出せる様に、例文や使えるフレーズをご紹介します。これは私が個人的にやっている事ですが、特にお世話になった取引先には、一年間の感謝の気持ちを込めて手書きのグリーティングカードをエアメールで送るととても喜ばれるのでオススメです。
頻繁にあった海外✈への出張、
今年はほとんど行けずでした😅こんな年だからこそ、年末年始の挨拶📮とか、そういった風物詩は大切にして、新しい様式でおこなっていかないといけないと思います✉
写真は海外へのエアメールなのでむしろ古い様式ですが(笑)💦#新しい生活様式 pic.twitter.com/cUO5ihveWF
— みっちー@英語学習ブロガー (@michi1009_t) December 3, 2020
日本のハガキはかわいいものやオシャレなものがたくさんあるので、海外の人に喜ばれます。東急ハンズやロフト等で簡単に手に入ります。例えば以下の様な和風のものとかもウケが良いです。
・送る時期
では、クリスマス・新年の挨拶メールを送る時期はいつ位が良いのでしょうか。日本の年賀状と違って年内に届けてしまいましょう。前述の様に、日本の年末年始休暇は長く、年が明けてからだと1月5日とかそれ以降になってしまい、タイミングが悪い(遅い)からです。欧米の国などはクリスマス休暇に入るタイミングが早かったりもするので、早ければ12月10日位から、通常であれば12月20日前後に送るイメージです。エアメールの場合は届くまでに10日間前後掛かるイメージですので、12月頭、早ければ11月末にでも出してしまってOKです。
※海外の国(特にアジアの国々)によっては年末年始休暇が短かったり、ほとんどない国もあり色々です。日本が休みに入っている12月30日~1月3日の期間に新年の挨拶メールを受け取る事もあります。年末年始休暇が明けたら返信していきましょう。とりあえずこちらからは、クリスマスと新年の挨拶メールを先に年内に送っておけば安心、という感じです。
・画像をつけてメールを華やかにしましょう
例文は次章でご紹介しますが、メッセージを書く前に、メールに貼り付ける画像を選んで気分を盛り上げるのもおすすめです。以下の画像は”christmas new year”のワードで画像検索した時のスクリーンショットです。
たくさん出てくるので、検索してサクッと選ぶのもよし、あなたのお気に入りの写真やイラストにメッセージを入れるもよしです。
※画像はイラストACより。ダウンロードは無料ですが、ログインが必要。
2.例文&使えるフレーズ集~クリスマス・新年の挨拶メール
本章ではいよいよクリスマスと新年の挨拶メールのメッセージの実際の例文を交えてご紹介していきます。
・例文①無難
表題:Season’s Greetings from xxx(あなたの会社名)
本文:Dear Valued Customers,
Thank you for your cooperation during the year of 2021. We highly appreciate your support.
We wish you a Merry Christmas and a Prosperous New Year for you all and your families.
We hope you all to keep healthy and have a great new year 2022.
****Holiday Schedule************************
(会社の休暇日程)
*****************************************
Thanks and best regards.
・例文②シンプル
表題:Greetings from (あなたの会社名)
本文:Dear (名前) San,
We wish you a Merry Christmas and a Prosperous New Year for you all and your families.
We hope you and your families all stay safe, healthy and have a great new year 2022.
Looking forward to see you in near future.
Best wishes,
・例文③カジュアル
本文:Dear Mr./Ms. (名前),
I wish you, your family and your team a Merry Christmas and a Happy New Year.
Best regards
・使えるフレーズ集
①メールの表題は”Season’s greetings”等が無難です。しかし、インドネシアやマレーシア等、イスラム教の国からも普通に”Merry Christmas”のメッセージを受ける事が多々ありますので、あまり宗教的な事を気にする必要は無さそうです。
②歌でもありますが、”We wish you a Merry Christmas”は鉄板フレーズです。家族の幸せを含めるパターンも良く見かけます。その場合は”We wish you and your families a Merry Christmas”としましょう。Best wishesというフレーズも、結びの言葉として良く見かけます。
③Happy New Yearの表現も良く使います。年が明ける前でも普通にHappy New Yearは言います。上記のメリークリスマスと合わせて言うなら、”We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year”です。これも歌であるフレーズですね。Prosperous New Yearとすれば、「実り多き一年を」とか「幸多き一年を」の様なニュアンスが出せます。”We wish you and your family a great new year”なんかも無難なフレーズだと思います。
あわせてあなたの会社の休暇日程なんかを伝えれば、一石二鳥で効率が良いです。
3.さいごに~大切なのは気持ちを込めること
本記事ではクリスマスと新年の挨拶のビジネスメールにおける、英語の例文と使えるフレーズ集をご紹介しました。慣れていないと悩むことも色々あるかと思いますが、要するに一年間の感謝の気持ちが伝われば良いので、文法的な事にこだわるよりも、素直に気持ちを表現して送ってあげれば、海外の方に伝わってきっと喜んでもらえると思います。
今回紹介した例文やキーフレーズに好きな表現やあなたが相手に伝えたい想いを追加して、自分らしいメッセージを書いて頂ければ素敵な事だと思います。本記事がお役に立てば幸いです。
おわり