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【洋書多読】Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw~「グレッグのダメ日記」3巻、グレッグ大ピンチで我慢の限界!?

(2025.2.1)

この本はこんな方におすすめ
・漫画に近い感覚で楽しく洋書を多読できる「グレッグのダメ日記」シリーズを読みたい方。
英語難易度の目安はTOEIC800点前後(英検2級~準1級)です。

記事の概要
・大ヒットシリーズ「グレッグのダメ日記」シリーズの第3巻の原作、Diary of a Wimpy Kid: The Last Strawを読みました。この記事では本の概要、あらすじ、登場人物一覧、英語の難易度などをまとめます。
・挿絵入りで楽しく読める、英語多読におすすめのシリーズです。
・書籍の実際の英文を一部引用・和訳していきます。参考にして頂ければ幸いです。
・英語の難易度はやや高めですが、ストーリーが分かりやすく、楽しく読めるのではないかと思います。

1.はじめに~副題The Last Strawの意味

大ヒット漫画小説シリーズ、Diary of a Wimpy Kid (邦題「グレッグのダメ日記」)の第3巻、The Last Strawを読みましたので、この記事では本の概要、あらすじ、登場人物一覧、英語の難易度などをまとめます。今作も主人公グレッグが様々なピンチに陥り、笑えるエピソードが満載です。
副題がThe Last Strawとなっておりますが、strawとは「藁」の事です。英語の諺(ことわざ)で”the straw that broke the camel’s back”というものがあるのですが、
これは、藁の一本ぽっちでもそれが積み重なれば最後には(荷物を積んでいる)ラクダの背中を壊してしまうといった意味です。この諺(ことわざ)から転じて、The Last Strawは「我慢の限界」という意味です。

果たして今作ではグレッグにどんな困難が降りかかって「我慢の限界」となってしまうのでしょうか?要チェックです。

2.本の概要|Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw

Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw (Book 3)|Jeff Kinney (著)
created by Rinker

題名 Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw (Book 3)
著者 Jeff Kinney
ジャンル Comedy, young adult fiction
出版年 2009年
出版社 PUFFIN BOOKS (Penguin Books)
ページ数 224ページ

参考:Wikipedia, Diary of a Wimpy Kid

・あらすじ

いつかは有名で金持ちな人気者になりたいと思っている少年Greg Heffley(グレッグ)。思春期で女の子にも興味を持ち始めた彼だったが、遊んでばかりでだらしないのを見かねた親(特に父親)が、更生(?)させようとサッカークラブやボーイスカウト、ミリタリーキャンプに入れさせようとする。
面倒な事は嫌いなグレッグなのでどれも気が進まず、何度もピンチに見舞われる。そんな中でも好きな女の子に近づくべくあの手この手を画策するが、果たして想いを伝える事が出来るのか?

・主要登場人物一覧 (イラスト付き)

この章ではDiary of a Wimpy Kid: The Last Strawに登場するキャラクターをイラスト付きで紹介していきます。

Greg Heffley

主人公のグレッグ少年。アメリカのミドルスクールに通う12歳。将来有名になってお金持ちになりたいと思っている。今作では女の子に興味を持ち始める。

Frank Heffley (Dad)

グレッグの父親、フランク・ヘフリー。グレッグをサッカークラブやミリタリーキャンプに参加させようとする。

Susan Heffley (Mom)

グレッグの母親、スーザン・ヘフリー。

Holy Hills

グレッグがひそかに思いを寄せる女の子。

Rowley Jefferson

グレッグの親友、ロウリー。

・洋書の英語レベル、難易度

Diary of a Wimpy Kid (グレッグのダメ日記)シリーズの英語難易度は、英検2級から準1級レベル、TOEICスコア800点前後といったレベルです。ネイティブの小学生向け位の本で、英語学習中級者以上の方向けなのですが、全ページにかわいい挿絵が挟まれており、漫画の様に読めるので、初学者の方がチャレンジしてみるのもアリです。

・本の感想|おすすめ度 星5/5つ中

Diary of a Wimpy Kid (グレッグのダメ日記)シリーズの英語多読学習教材としてのおすすめ度は5つ星(5点満点中)です。
アメリカのキッズのクスッと笑える日常系エピソードが満載で、楽しくスイスイと読み進められます。楽しみながらネイティブの英語に触れられる本シリーズは英語多読に最適です。

3.書籍から英文引用・和訳|Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw

この章ではDiary of a Wimpy Kid: The Last Strawより、実際の英文を引用・和訳していきます。実際の書籍には、各ページにポップな挿絵があり、テンポよく楽しく読み進められます。

📝スクールバスに乗れなくなり徒歩通学になってしまった後の週末の過ごし方

Saturday
Well, after spending the last two weeks walking to school, I was really looking forward to kicking back and doing nothing for two days. The problem with watching TV on a Saturday is that the only thing that’s on is bowling or golf.

Kinney, Jeff. Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw (Book 3) (p.30). Penguin Random House Children’s UK. Kindle 版.

土曜日
いやあ、2週間も徒歩通学をしたから、2日間(土日)はリラックスしてホントに何もせずに過ごしたいと思ってたんだ。問題は土曜のテレビがボーリングとゴルフしかやってないことなんだ。

📝教会の日曜礼拝に家族に行った折に、好きな女の子のHoly Hillsの家族に出くわす

Mom couldn’t calm Manny down, so we had to leave. Instead of walking out the side door, though, we walked right down the centre aisle. I tried to look as cool as possible when we walked past the Hills family, but it was pretty tough, considering the circumstances.

Kinney, Jeff. Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw (Book 3) (p.120). Penguin Random House Children’s UK. Kindle 版.

ママはマニーを泣き止ませることが出来なかったから(協会から)出るしかなかった。サイドドアからではなく、中央通路を降りて出ていった。Hills一家とすれ違う時、ぼくはなるべくクールに振舞おうと思ったけど、状況的にかなり難しかったよ。

📝サッカークラブでの一幕

Well, none of us had been paying any attention to the game, so when we got on the field, we didn’t know what to do or where to stand.

Kinney, Jeff. Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw (Book 3) (p.153). Penguin Random House Children’s UK. Kindle 版.

うーん、ぼくたち(ベンチメンバーたち)は試合を全く見てなかったから、ピッチに立った時何をすれば良いのか、どこに立てば良いのか分からなかったよ。

📝ミリタリーキャンプの事からパパの気をそらそうとするグレッグ

In fact, tonight we were driving to the mall, and we passed Troop 24 cleaning up the park. Luckily, I distracted Dad at the last second.

Kinney, Jeff. Diary of a Wimpy Kid: The Last Straw (Book 3) (p.173). Penguin Random House Children’s UK. Kindle 版.

実を言うと、今日の夜は(ショッピング)モールまで車で行ってたんだけど、Troop 24(ミリタリーキャンプの団体名)が公園掃除をしている所に通りかかったんだ。ラッキーなことにギリギリのところでパパの気をそらすのに成功したよ。

4.さいごに

この記事ではDiary of a Wimpy Kid (グレッグのダメ日記)の第3巻、The Last Strawについてまとめました。アメリカの男の子の日常のクスッと笑えるエピソードが満載で、楽しみながらネイティブの英語に触れられ、多読にとてもおすすめです。

本シリーズをまだ読んでいない方は、おすすめですので第1巻からぜひお読みになってみて下さい。さいごまで記事を読んで頂きありがとうございました。

第2章にもどって本の情報を見る

おわり
<参考記事>
Diary of a Wimpy Kidシリーズ1巻のレビュー記事です。まだ読んでいない方はこちらからご確認ください。

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