(2021.5.23)
記事の概要
・数ある英語学習スマホアプリからおすすめのものを厳選してご紹介します。何を選んで学習すれば良いか分からないという方におすすめの記事です。
・英語学習のレベル別(初級、中級、上級)に、おすすめアプリを紹介。それぞれのアプリのメリット・デメリット、そのアプリでの学習がどんな方に向いているのかを考察していきます。
1.はじめに
本記事ではいつでもどこでも気軽に英語学習ができるスマホアプリを厳選してご紹介していきます。英語学習初心者・中級者・上級者のレベル別にそれぞれのおすすめアプリのメリットとデメリット、そのアプリでの学習がどんな方に向いているのかを考察していきます。
2.初級~中級|スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
テレビやYouTubeのCMでおなじみの、あのスタサプです。リクルート社が出しているスタディサプリには受験コースやTOEIC対策コース等いろいろありますが、今回ご紹介するのは、スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)です。まずは以下の2分程度の短い動画をご覧ください。
上記動画にある様に、スタサプの新日常英会話コースでは以下の様な学習をすることができます。
✅学習内容
・ドラマ式ストーリーでリスニング学習
人気ドラマの「ごくせん」や「ナースのお仕事」などを手掛けた脚本家、江頭美智留氏が描いたニューヨークを舞台にしたドラマを通して楽しみながら英語を学習可能。
・ディクテーション練習
リスニングで聞こえた英語を自分で書く(スマホなどでタイピング)ことで、キーフレーズをしっかり覚えられます。
・NHKの番組でも教えているネイティブ講師によるオリジナルの講義動画を800本(!)収録
すぐに使える英語表現がいつでもどこでも学べます。
・状況に合わせた英語表現の問題に、自分でスピーキングして回答
1回3分からと気軽なので、繰り返し練習することで日常会話の重要フレーズを覚えていける。
・学習時間のログをアプリで取ってくれる機能
学習の進行を管理しやすく、自分の学習レベルの上達も分かりやすいシステム。
ニューヨークを舞台にしたドラマの人物相関図
※画像は公式サイトより
次に、 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)のメリット・デメリットを挙げていきます。
・メリット、デメリット
次にスタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)で英語を勉強することのメリットとデメリットを考察していきます。
✅メリット
・スマホやPCで学習出来るので移動中などのスキマ時間に気軽に、自分のペースですすめられる。
・英会話教室と違って通学の必要もなく、いつでもできる。
・読み書き、リスニング、スピーキングの能力をバランス良く鍛えていける。
・ドラマ形式や、有名ネイティブ講師の1~3分程度の講義など、楽しみながら本格的な学習ができるから楽しみながら続けられる。更に、それらの動画は見放題!
・7日間の無料お試し期間あり。
✅デメリット
・基本的には通信環境がないと使えない。ギガ消費が激しい。
・毎月定額の使用料が掛かる。しかし12ヶ月分などまとめて払ってしまえば、英会話教室に通うのと比べ格段に安い。
・アプリだけだとアウトプットの訓練は不十分(?)。会話力を伸ばすには実際に人と話して、失敗する経験も重要。
※ただし、スタディサプリにはオンライン英会話のNative Campがセットになった、スタディサプリEnglish 新日常英会話セットプランもありますのでそちらに加入すればアウトプットもバッチリです。
スタディサプリEnglish 新日常英会話セットプラン
※画像は公式サイトより
次に、スタディサプリENGLISHでの学習がどんな人に向いているかを考察します。
・スタディサプリENGLISHでの学習が向いている方
スタディサプリENGLISHでの学習が向いているのは以下の様な方だと考えます。
・旅行や接待、道案内などの日常で役に立つ英会話をマスターしたい方。
・スキマ時間を活かしながら、自分のペースで英語学習をしたい方。
・普通の英語学習は続かないので、ドラマ形式や短い動画の講義形式で楽しみながら学習したい方。
見出しにも記載しました通り、スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)は初級~中級の英語学習者には最適な学習アプリの1つと言って間違いないと思います。気になる方は7日間無料体験が可能ですのでぜひお申し込みを。
3.中級|RedKiwi(レッドキウイ)
次に、英語学習中級者の方にオススメしたいアプリをご紹介します。その名もRedKiwi(レッドキウイ)です。
→iPhone版ダウンロード
→Android版ダウンロード
このアプリは海外ドラマや、アニメ、ニュースなどの短い動画を題材に、クイズ形式のリスニングと、学んだフレーズを自分で発音して録音する機能でスピーキングのトレーニングができます。うまく使えば、インプットとアウトプットがバランスよくできるとてもいいアプリです。
本場のドラマやニュースがそのまま題材になっている為、手加減なしの英会話にふれることができる反面、難易度は上がります。ある程度の英語力が身についた方で、海外のドラマや映画、ニュースを字幕無しで見れる様になりたい方にオススメです。
✅学習内容
・海外ドラマ、アニメ、ニュース等がそのまま題材になっている。
・クイズ形式のリスニングと、聞き取ったフレーズをリピーティング(自分で発音)し、その録音を聞く。
・うまく使いこなせばインプットとアウトプットの学習を両方バランスよくできる。
次に、RedKiwi(レッドキウイ)で学習することのメリット・デメリットを挙げていきます。
・メリット、デメリット
RedKiwi(レッドキウイ)のアプリで英語学習することのメリットとデメリットを考察していきます。
✅メリット
・海外ドラマ、アニメ、ニュース等がそのまま題材になっているので、手加減なしの英会話でリスニングのトレーニングができる。
・5分以内の短い動画が中心なので、スキマ時間にいつでも学習できる。
・聞き取ったフレーズのリピーティング(自分で発音)をすぐに自分で聞ける録音機能で、発音の上達も可能。
・無料だと10分間ずつ使用可能。一定時間待てばまた10分使用可能。
・うまく使いこなせばインプットとアウトプットの学習を両方バランスよくできる。
✅デメリット
・通信環境がないと使えない。ギガ消費が激しい。
・周りに人がいる環境だと発音の録音機能を使いづらい。
・無制限で使うには課金が必要。※しかし、1年分まとめて払えば、月々の換算で数百円になるので実質とても安い。
・会話力や表現力を伸ばすには実際に人と話して、失敗する経験が重要なので、アプリでの学習だけでは限界がある。
次に、RedKiwi(レッドキウイ)での学習がどんな人に向いているかを考察します。
・RedKiwi(レッドキウイ)での学習が向いている人
RedKiwi(レッドキウイ)での学習が向いているのは以下の様な方だと考えます。
・ある程度の英語力が身についた方で、海外のドラマや映画を題材に、手加減なしの英会話で学習したい方。
・スキマ時間を活用して効率的に英語学習したい方。
・何らかのアウトプット(ネイティブとの会話等)の習慣のある方で、インプットをもっとしたい方。
RedKiwi(レッドキウイ)のアプリの入手はこちら
→iPhone版ダウンロード
→Android版ダウンロード
4.上級|TED(テッド)他
いよいよ上級編に入りますが、上級者の方であれば学習の手段は本場のニュースアプリでもYouTubeの英語コンテンツでも何でもいいと思います。とにかく本場のコンテンツの手加減なしの英語に触れることが肝要でしょう。例えばアメリカのニュースメディアであれば、以下の記事にまとめていますのであわせてご参照頂ければ幸いです。
スマホアプリでのおすすめで言えば、TED(テッド)をおすすめ致します。NHKでも放送されていたのでご存知の方も多いと思います。あのTEDが今はスマホアプリになっています。YouTubeでも見られますので1つ例示します。
※動画のキーボードマーク、歯車マークをクリックすれば字幕の設定(日本語、英語)も可能です。
TED(テッド)のアプリの入手はこちら
→iPhone版ダウンロード
→Android版ダウンロード
✅学習内容
・NHKでも放送されていたプレゼン番組TED(テッド)に、英語・日本語字幕を同時表示可能。
・動画スピードの調節が可能。ナチュラルスピードで厳しければ、0.75倍のスピードにして、何度も学習可能。
・世界をあっと驚かせる素晴らしいアイディアのプレゼンテーションを通して、英語を学びながら知的好奇心が刺激されます。あなたの仕事や専門分野の最先端の情報も得られるかも(?)
次にTED(テッド)のアプリを通して英語学習することのメリットとデメリットを考察していきます。
・メリット、デメリット
TED(テッド)のアプリで英語学習することのメリットとデメリットを考察していきます。
✅メリット
・多様な人種の多様な英語発音に触れられる。イギリス、アメリカはもちろん、その中でもアジア系、黒人など、多種多様な英語の発音に触れられる。
・内容がアカデミックで、勉強や自己啓発になる。単なる言語学習にとどまらない奥深さがある。
・無料で使える。
・アプリでは多言語の字幕が出せる(日本語・英語)。
・動画再生スピードの調整ができる。
✅デメリット
・基本的に通信環境がないと使えない。ギガ消費が激しい。
・多くの出演者はプレゼンの為にカッチリした感じの発音で話しているので、日常のブロークンな感じの会話とは異なる。日常のくだけた感じの英会話を学びたい人には不向きかも知れない。
・内容がアカデミックなものが多く難しい。堅苦しい内容はゴメンだ、という方には向かない。
・インプット学習のみ。日常会話の表現力アップにはあまり向かない。
次に、TED(テッド)での学習がどんな人に向いているかを考察します。
・TED(テッド)での学習が向いている人
TED(テッド)での学習が向いているのは以下の様な方と考えます。
・上級レベルの英語力が身についた方で、自分の専門分野などの海外の最新の研究などに触れたい方。(英語が苦手な方でも字幕を出したりスピードを遅くすることは可能なので学習は可能。)
・ビジネスなどで使えるカッチリした英語スピーチを学びたい方。
・何らかのアウトプット(ネイティブスピーカーとの会話等)の習慣のある方で、インプット学習をもっとしたい方。
TED(テッド)のアプリの入手はこちら
→iPhone版ダウンロード
→Android版ダウンロード
5.さいごに
本記事では英語学習におすすめのスマホアプリをレベル別に3つご紹介しました。共通して言えることは、スマホでスキマ時間に無駄なく手軽に英語学習が可能な一方で、どうしてもパケット通信料がかさんでしまうということです。
しかし、インターネットが気軽で当たり前のものになった現在、ネイティブスピーカーの英語に触れることのハードルは下がっており、昔と比べてとても学習しやすい環境になっていると思います。あとはやる気とモチベーションを持って、継続していくことが重要です。私自身も、まだまだ本場の映画やニュースの英語の聞き取りは困難なので、もっと自由に英語を操れる様に精進したいと思います。
本記事がお役に立てば幸いです。
おわり
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