(2025.6.15)
この本はこんな方におすすめ
・英語を勉強していてコーヒーが好きな方。
・家庭で本格コーヒーを楽しむ上での知識を英語で得たい方。
記事の概要
・家庭で本格ドリップコーヒーを楽しみたい方への入門書、Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cupを読みましたので、本の概要、洋書の英語難易度などをまとめます。
・洋書から英語原文を一部抜粋、和訳します。試し読みして気に入って頂けたら洋書にチャレンジしてみて下さい。
１．はじめに
コーヒーを本格的に家庭で楽しむ為の入門書の洋書、その名もCoffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup (by Mark Overman)を読みました。コーヒー豆に関する知識から家庭での焙煎、グラインディング、ドリップ、アレンジレシピ等について丁寧に説明されています。英語学習者でコーヒーが好きな方には是非おすすめしたい一冊です。
洋書読了
Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup
Mark Overman(著)(2023/1/24)洋書のコーヒー入門書
家庭で☕を楽しむ為の知識がまとめられてます。コーヒー系の洋書は2冊目ですが、同じジャンルの本を複数読む事はボキャブラリーの定着に効果があると感じました😀https://t.co/dyowB4f0Ct pic.twitter.com/ThtfWCnevh— みっちー@英語学習ブロガー (@michi1009_t) June 8, 2025
２．本の概要｜Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup by Mark Overman
※扱いは恐らくAmazonのみで、楽天、Yahooショッピングでの扱いは無さそうです(記事執筆時点)。悪しからずご了承ください。
| 題名 | Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup |
| 著者 | Mark Overman |
| ジャンル | 教養書、専門書 |
| 出版年 | 2023年1月24日 |
| 出版社 | Independently published |
| ページ数 | 56ページ |
・ざっくりとした内容
洋書 Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cupでは、主に以下の様な内容が書かれています。
・コーヒーの簡単な歴史
・豆の種類(アラビカ種、ロブスタ種等)
・精製方法(ウォッシュド、ナチュラル、ハニー等)
・家庭での焙煎
・抽出
・コーヒー業界の最新トレンド
・家庭で楽しめるコーヒーアレンジレシピ
・洋書の英語レベル、難易度
洋書 Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cupの英語難易度は、TOEICスコア700～800点程度に感じました。コーヒーが好きな方で、既に知識や用語を知っている方であれば、内容を推測しながら読めて良い勉強になると思います。
例えば、コーヒーのハンドドリップは英語ではpour-overと言いますので、ハンドドリップは和製英語です。またコーヒーを煎れる行為はBrewと言います。その辺りの予備知識が何となくでもある方であれば、難なく読み進められるのではないかと思います。
・本の感想～英語多読でのおすすめ度は星3.5/5つ中
洋書 Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cupの英語多読学習教材としてのおすすめ度は星3.5(5点満点中)です。洋書で英語を学びながらコーヒーに関する知識を深めたい方にはオススメの書籍です。
以前、別のコーヒー入門書を洋書で読んで記事にしたので、今回は2冊目になります。内容が被る部分が多かったり、既に知っている事が書かれていたので、ストレスなく読めました。
同じジャンルの本を複数読む事は語彙の定着に良い効果がある様に感じました。自分が興味のあるジャンルの本を色々と繰り返し読む事は英語の学習にポジティブな効果がありそうです。
３．書籍から英文引用・和訳｜Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup by Mark Overman
この章では洋書 Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cupより、英文を一部引用・和訳していきます。興味を持てそうでしたら是非洋書にチャレンジして頂ければ幸いです。
📝コーヒーの歴史に関するさわりの部分
Coffee can be traced back to Ethiopia, where according to legend, Kaldi, a goat herder, watched his goats become more energetic after eating beans of a particular plant.
Overman, Mark. Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup (English Edition) (p.4). Kindle 版.
コーヒー(の歴史)はエチオピアの羊飼い、カルディ伝説にまで遡ります。カルディは、羊がある植物の豆を食べた後にとても元気になったのを見たのです。
📝コーヒー豆の栽培は大変
Growing the coveted Coffea plant is a labor of patience, passion, and an unwavering dedication to detail requiring specific conditions to flourish.
Overman, Mark. Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup (English Edition) (p.8). Kindle 版.
コーヒーノキの栽培の仕事は、根気と情熱、そして確固たる献身性が細部にまで求められ、それらによって(コーヒーノキが)繁栄する特定の条件が整うのです。
📝3種類のコーヒー精製プロセス
Three main techniques are used to process coffee: washed, natural, and honey. Each method brings unique characteristics to the coffee, and understanding these differences is essential for fully appreciating coffee’s rich and complex world.
Overman, Mark. Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup (English Edition) (p.12). Kindle 版.
主に3種類のコーヒー精製プロセスが採用されます、ウォッシュド、ナチュラルそしてハニーです。それぞれの方法はコーヒーにユニークな特徴を与え、それらの違いを理解する事は多様で複雑なコーヒーの世界を受容していく上で必須です。
📝メイラード反応
One of the most important chemical reactions occurring during the roasting process is the Maillard reaction.
Overman, Mark. Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup (English Edition) (p.17). Kindle 版.
焙煎過程で起こる最も重要な化学変化の一つはメイラード反応です。
📝ハンドドリップ(pour-over)に関して
The equipment required for brewing is relatively simple: a pour-over dripper, a coffee filter, and freshly ground coffee beans.
Overman, Mark. Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cup (English Edition) (p.38). Kindle 版.
抽出に必要な器具は比較的シンプルです。(ハンドドリップの為の)ドリッパー、コーヒーフィルター、そして挽きたてのコーヒー豆です。
もっと詳しく知りたくなった方は是非書籍を手に取ってみて下さい。
４．さいごに
この記事では、洋書のコーヒー入門書 Coffee: Roasting and Brewing the Perfect Cupについてまとめました。コーヒーに関する洋書を読んだのは2冊目でしたが、興味のあるジャンルの本を複数読む事は知識や英語語彙の定着に良い効果があると感じられました。英語に限らず何の勉強でも言える事だと思いますが、繰り返し継続する事は重要です。その為には自分が興味を持って夢中になれる事が肝要です。
さいごまで記事を読んで頂きありがとうございました。
おわり
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