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ジェフ・ベゾス氏の初の宇宙飛行|本人コメント、ニュース記事和訳

(2021.7.25)

1.はじめに

東京オリンピック開催のニュースに紛れた感がありますが、米国のアマゾン社の創業者であるジェフ・ベゾス氏の宇宙飛行成功は最近のビッグニュースだと思います。未来の民間宇宙旅行の実現への記念すべき最初の一歩という感じです。
本記事では、宇宙飛行を成功させたジェフ・ベゾス氏の記者会見でのコメントをニュース記事から引用し、抜粋して和訳していきます。

2.宇宙飛行後のジェフ・ベゾス氏のコメント~ニュース記事抜粋和訳

宇宙飛行を成功させたジェフ・ベゾス氏の記者会見でのコメントとニュースの記事を以下に和訳していきます。

引用元:SPACE.com ”Jeff Bezos says his launch to space gave him greater appreciation of Earth’s fragility”(July, 21, 2021) by Mike Wall
https://www.space.com/jeff-bezos-blue-origin-spaceflight-earth-fragility

Jeff Bezos says his launch to space gave him greater appreciation of Earth’s fragility

宇宙飛行は、ジェフ・ベゾス氏に地球の儚さへの感謝を一層大きなものにした

✅appreciation:感謝
✅fragility:壊れやすさ、脆弱性

Billionaire Jeff Bezos flew to suborbital space with three other people Tuesday (July 20) on the first crewed mission ever launched by his spaceflight company, Blue Origin.
He said he greatly enjoyed the rocket ride and microgravity flips but was most struck, as astronauts tend to be, by the thought-provoking view.

億万長者のジェフ・ベゾス氏は、彼の宇宙飛行会社のブルーオリジン社の初の有人宇宙飛行のミッションで7月20日(火曜)に、3人のメンバーと共に弾道飛行した。
彼はロケットに乗る事や、微小重力空間での宙返りをを大いに楽しんだ。 しかし、宇宙飛行士がみなそうであるように、最も衝撃的だったのは、その考えさせられる光景であった、と言った。

✅suborbital:(ロケットなど)弾道(準軌道)の、周回軌道に到達しない
※suborbital flightで、弾道(準軌道)飛行
✅microgravity:微小重力
✅thought-provoking:いろいろ考えさせられる
※provokeは、「引き起こす」の意味。thought-provokingで、思考を引き起こさせるの意味。

“The most profound piece of it, for me, was looking out at the Earth, and looking at the Earth’s atmosphere,” he said during a postflight news conference Tuesday.

「私にとって最も深く感銘を受けたのは、地球の外を見る事と、大気圏を見る事だった」と飛行後の火曜日のニュースカンファレンスで彼は言った。

✅profound:深い

That life-giving shell of air seems sizable from the ground. “But when you get up above it, what you see is it’s actually incredibly thin. It’s this tiny little fragile thing, and as we move about the planet, we’re damaging it,” Bezos said, referring to greenhouse-gas pollution. “It’s one thing to recognize that intellectually. It’s another thing to actually see with your own eyes how fragile it really is.”

生命の源となる空気の層は、地上から見るとかなり大きなものに見えます。「しかし、その(空気の層)の上に立つと、実は驚く程に薄いものなのです。こんなにも小さくもろいものなのです。私たちが惑星を移動する事でそれを傷つけているんです。」とベゾス氏は温室効果ガス汚染の問題に言及して言った。「知識として知っている事と、実際にその繊細さを自分の目で見る事は別物である。」

✅sizable:かなり大きい
✅greenhouse-gas:温室効果ガス
✅intellectually:知的に

“I’m going to split my time between Blue Origin and the Bezos Earth Fund,” Bezos said during today’s news conference. “And there’s going to be a third thing, and maybe a fourth thing, but I don’t know what those are yet. I’m not very good at doing [only] one thing.”

「私は自分の時間を、ブルーオリジン社とベゾス地球基金に費やすつもりです」とベゾス氏は今日のニュースカンファレンスで言った。
「そして、第三、第四の活動もあるかもしれないが、その事についてはまだ分かりません。私はひとつの事だけをするのは苦手なんです。」

“We’re going to build a road to space so that our kids and their kids can build the future. And we need to do that. We need to do that to solve the problems here on Earth. It’s not about escaping,” Bezos said.

「私たちの子供やその子供達が未来を創っていけるように、私達は宇宙への道をつくっていきます。つくっていく必要があります。この地球の問題を解決する為にも(宇宙への道を切り拓く)必要があります。(地球からの)逃避などという事ではありません。」とベゾス氏は言った。

“This is the only good planet in the solar system,” he said. “We’ve sent robotic probes to all of them. This is the only good one, I promise you. So we have to take care of it.
And when you go into space and see how fragile it is, you want to take care of it even more. And that’s what this is about.”

「(地球は)太陽系唯一の(生存に適した)素晴らしい惑星です。」と彼は言った。「我々は惑星全てにロボット探査機を送り出したました。これ(地球)は唯一の(生存に適した)素晴らしい惑星であると断言します。我々はこの惑星を気にかけなければなりません。
あなたが宇宙へ行ってその儚さを見た時、より一層守りたいという気持ちを強くするだろう。そしてそれこそがこの旅が意味する所です。」

✅robotic probes:ロボット探査機

3.さいごに

初の宇宙飛行を成功させたジェフ・ベゾス氏。宇宙空間にいた時間は3分程度だけだったそうですが、本当に大きな一歩だと思います。年内にまたあと数回挑戦する意欲があるそうで、バイタリティの凄さに感心します。
本国アメリカでは、アマゾンの現場従業員の処遇改善を求める後ろ向きなニュースが多く、この宇宙飛行に対しても批判的なニュースが多い様ですが、個人的にはアメリカという国はやる事のスケールが大きくてすごいなと感嘆するばかりです。

本記事が英語の勉強のお役に立てば幸いです。

おわり

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