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2022年イグノーベル賞受賞日本人~つまみを回す指の研究|英語記事和訳

(2022.12.24)

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ことしも日本人がイグノーベル賞をとったらしいです。
コンコン
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すごい!さっそく調べてみよう。

記事の概要
・2022年のイグノーベル賞(工学賞)を受賞した、千葉工業大学の松崎元(まつざきげん)教授に関する英語ニュースを和訳していきます。
日本人に関する身近なニュースを通して英語を勉強していきましょう。

1.はじめに~2022年イグノーベル工学賞の概要

2022年も日本人がイグノーベル賞を受賞しました。これでイグノーベル賞を日本人が2007年から16年連続で受賞しました。そもそもイグノーベル賞とは以下の様なものです。

イグノーベル賞(イグノーベルしょう、英: Ig Nobel Prize)とは「人々を笑わせ考えさせた研究(1)(2)(3)」に与えられる賞。ノーベル賞のパロディーとしてマーク・エイブラハムズ(英語版)が1991年に創設した。

参照元:Wikipedia「イグノーベル賞」原文ママ

2022年は千葉工業大学の松崎元(まつざきげん)教授が工学賞を受賞しました。内容は「つまみを回す時の効率的な指の使い方に関する研究」です。ペットボトルのふたやドアノブ等、円柱形のつまみを回す時に無意識に行っている行為ですが、それを大きさ毎に指を何本・どの様に使うのが効率的なのかを体系的にまとめた研究です。この研究はつまみの大きさや形状をデザインする際に役立つそうです。

本記事では、それに関する英語ニュースを和訳していきます。日本人として身近なニュースを通して英語を勉強していきましょう。

2.英語ニュース記事引用・和訳~2022年イグノーベル賞(工学賞)|松崎元教授のつまみに関する研究

本章では英語ニュースから英文を引用し、和訳していきます。

引用元:The Japan Times
表題:Japanese win Ig Nobel prize for study of finger movements(16, September, 2022)
URL:https://www.japantimes.co.jp/news/2022/09/16/national/ig-nobel-engineering-prize-japanese/

Japanese win Ig Nobel prize for study of finger movements

日本人が指の動きに関する研究でイグノーベル賞受賞。

NEW YORK – A group of Japanese scientists won the Ig Nobel Engineering Prize on Thursday for their study of how people move their thumb and fingers when rotating cylindrical objects, the organizer of the spoof prize said.

ニューヨーク - イグノーベル賞の主催者は、日本人の研究グループがイグノーベル工学賞を受賞したと木曜日に発表した。研究内容は、ヒトが円柱形のものを回す時の親指とそれ以外の指の使い方に関するものだ。

📝cylindrical:円柱形の
📝spoof prize:ここではイグノーベル賞のこと。spoofの意味はだます事や馬鹿げた事、パロディー等。本家ノーベル賞に対比してイグノーベル賞をこの様に書いている。

Gen Matsuzaki, now professor at Chiba Institute of Technology, published research in 1998 and 1999 with his then instructors examining how many fingers people typically use along with the thumb when turning objects such as handles, tabs and knobs.

The group also tracked where exactly the fingertips are placed in the experiments aimed at improving the design of cylindrical objects.

They found people unconsciously adjust the number of fingers used depending on the thickness of a cylinder, using more fingers to turn thicker objects.

松崎元氏は現在千葉工業大学の教授であるが、1998年と1999年に当時の教授の指導のもとでこの研究について発表した。その研究において、ヒトがハンドルやタブ、ノブ等の物体を回す時に親指とその他の指をどの様に使うかを実験した

研究グループは実験において指先がどこに置かれるかを正確に計測し、円柱形の物体をデザインするのに役立てる事を目指した

彼らは、ヒトが無意識に、円柱の厚みに応じて使う指の本数を変えている事を発見した。分厚い円柱を回すのであれば使う指の本数が増えるのだ。

I’m glad to know the organizer credited the viewpoint of our research,” Matsuzaki said.

Matsuzaki was a graduate student at the time of the research, and his then instructors — Kazuo Ouchi, Masaru Uehara, Yoshiyuki Ueno and Goro Imura — shared the award.

松崎氏は「研究の着眼点が主催者に評価されて嬉しい」とコメントした。

松崎氏は当時大学院生で、この研究を当時指導した教授らも連名で受賞した-大内一雄、上原勝、上野義雪、井村五郎の各氏。

※以下はオンライン授賞式の様子が分かる短いニュース動画です。

YouTubeチャンネル:OxfordOWL & ニュース英語(@oxfordowl8622)
動画タイトル:“イグ・ノーベル賞”に千葉工業大グループ / JAPANESE TEAM WINS ‘IG NOBEL’ FOR RESEARCH ON KNOB TURNING
URL:https://www.youtube.com/watch?v=sJGEDtk69eo

3.さいごに

イグノーベル賞と言うと、どうしても本家ノーベル賞のパロディだったり、格下、ネタっぽいイメージがありますが、今回の研究は実際の製品設計にも活かされる実用的な研究なので、役に立つ素晴らしい研究だったと思います。

これまでの歴代日本人受賞者について調べたい方は以下をご参照下さい。
Wikipedia「イグノーベル賞日本人受賞者の一覧

こういった日本人による研究がもっともっと評価されて、人材の海外流出や研究予算が他国よりも少ないという問題が解決されていく事を切に望みます。

おわり

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