(2022.6.26)
アメリカ大リーグ、ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手がまたしてもやってくれました。先日(6月21日)のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、2本の本塁打を含む8打点の大活躍。更に翌日(6月22日)の同カードでは先発登板し、8回無失点、13奪三振と、2日続けての大活躍でした。まずはその活躍を以下動画でチェックしてみましょう。
・0:34~ 14号3ランホームラン
・2:50~ 15号同点3ランホームラン
・4:34~ 奪三振ショー
*MLB公式YouTubeチャンネルより
”8 RBIs, and then 13 strikeouts!!! Shohei Ohtani has INSANE two games back to back!!”
URL:https://www.youtube.com/watch?v=E9wB1QwCGEE
この投打に渡る2夜連続の活躍が「24時間以内に8打点と13奪三振を記録したMLB史上初の選手」という記録となりました。あの野球の神様ベーブ・ルースもなし得なかった記録という事です。
更に1試合8打点は、日本人メジャーリーガー史上初の記録です!
※ちなみにこれまでは井口資仁(2006年、ホワイトソックス)と松井秀喜(2009年、ヤンキース)の「7」が最高でした。
アメリカの現地メディアでもこの記録は報じられております。現地ニュースから一部抜粋・和訳してご紹介します。
*The Sporting Newsより
記事タイトル:Shohei Ohtani’s 8 RBI and 13 strikeout nights within 24 hours reaffirm Angels star’s place in baseball history(by Kevin Skiver, 06-23-2022)
URL:https://www.sportingnews.com/us/mlb/news/shohei-ohtani-8-rbi-13-strikeout-angels-star-history/uughk2ceo2smfvhnuvezo77h
Shohei Ohtani’s 8 RBI and 13 strikeout nights within 24 hours reaffirm Angels star’s place in baseball history
大谷翔平が2夜連続、24時間以内に8打点・13奪三振を記録し、野球史に残るスターである事を再確認させた。
Ohtani showcased that impact on Tuesday and Wednesday. Tuesday night he had a career-best eight-RBI game against the Royals, including a game-tying home run in the ninth inning of a 12-11 Angels loss. It was the first time in MLB history a player had eight RBI and never had his team lead.
大谷は火曜・水曜の試合でインパクトを残した。火曜の夜のロイヤルズ戦で自己最高の8打点をマークし、9回の同点ホームランを含む活躍だった。なおエンゼルスは12対11で負けている。1人の選手が8打点を記録した試合で1度もリードを奪えないのはMLB史上初の出来事だった。
On Wednesday, Ohtani took the mound and took matters into his own hands. He had a career-high 13 strikeouts and threw eight shutout innings for the Angels, while drawing a pair of walks at the plate in a 5-0 win.
水曜日、大谷はマウンドに立ち(チームの)問題を自分の手で解決した。キャリアハイとなる13奪三振で8回まで零封、打っては2四球で出塁し、エンゼルスの5対0の勝利に貢献した。
Ohtani is the first player in MLB history to strike out 10-plus batters a game after driving in eight or more, and he turned in his 13-strikeout performance with 71 strikes on 108 pitches.
大谷は8打点以上をマークした次のゲームで10個以上の三振を奪ったMLB史上初の選手となった。投球内容としては球数108球のうち71球がストライクで13奪三振だった。
今シーズンの大谷選手はここまでピッチャーの方が安定していて、チームの援護もあってちゃんと勝ち星がついている印象です。打撃の方は、MVPを獲った昨年が凄すぎて凄いのが当たり前になってしまっていますが、だんだん調子が上がってきている感じです。まだシーズンの半分も終わっていませんが、差し当たり成績の概略は以下の様になっております。
(2022年6月26日時点)
打撃成績
打 率:.261
本塁打:15
OPS :.823
投手成績
登 板:12
投球回:68.1
勝 敗:6勝4敗
防御率:2.90
奪三振:90
このまま行けば10勝10ホームラン以上という、MLBではベーブ・ルース以来の大記録が見られそうです。ちなみにベーブ・ルースの二刀流記録は1918年の13勝・11本塁打(レッドソックス)です。
大谷選手が活躍する事で過去の名選手の輝かしい記録が掘り起こされるのは素晴らしい事だと思います。MLBの歴史上100年以上ぶりの「10勝・10本塁打以上」という偉業達成に注目です。今シーズンも大谷選手から目が離せません。
おわり
<関連記事>
・歴代日本人メジャーリーガーを独断と偏見で評価して一覧表にしました。全英語記事。
・大谷選手の2021年MVPシーズンの成績と記録をまとめた記事です。
That is a great tip particularly to those fresh to the blogosphere.
Short but very precise info… Many thanks for sharing this one.
A must read post!
Thanks for posting your comment. Appreciate it.
I keep updating!
Hi, i think that i saw you visited my blog so i came to “return the favor”.I am trying to find
things to enhance my website!I suppose its ok to use some of your ideas!!