Culture

「マディソン郡の橋」の原作小説を読んだ感想【英語多読】

(2021.10.30)

クリントイーストウッド監督・主演作の映画が有名な「マディソン郡の橋」の原作小説を原文で読みましたので、本記事で簡単にレビュー致します。本の中から一部引用しますので、英語学習もしていきましょう。

※書籍情報

表題:The Bridges of Madison County
著者:Robert James Waller
出版社:Grand Central Publishing
出版年:1992/4/13
※1995年に映画化

・商品リンク

原作小説

The Bridges of Madison County – 1992/4/13 英語版 Robert James Waller (著)
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1.はじめに

1995年の映画、「マディソン郡の橋」を以前テレビ(BS)で放送していたのを見た事をきっかけに、原作小説を原文で読む事にチャレンジしました。

映画の方はクリント・イーストウッド監督主演、メリル・ストリープ出演です。メリル・ストリープは「プラダを着た悪魔」の編集長役だったあの人です。あの人の若い頃ですが、「プラダを~」とは全くイメージが違う役でしたが演技が秀逸でした。同じ俳優だと言われなければ気が付かないレベルです。クリント・イーストウッドももちろん、俳優陣の演技が素晴らしかったです。内容はネット上で賛否両論ある様ですが個人的にはお気に入りの映画の1つになりました。
映画が良かったので、英語多読の意味も込めて原作小説に原文で挑戦しました。読み終えての感想は「映画が素晴らしい」というものです。構成や演出、俳優陣の演技など、映画が素晴らしかった事を原作を読んで再確認できた感じです。
映画を見て良かったという方は、原作の小説も読んでみる事をおすすめします。映画を見てから、小説を読む順番が良いでしょう。

英文は難しい部分もありますが、構成は多少違えど映画は原作に忠実なので、思い出しながら何とか読み進めていけるレベルだと思います。ボリュームも194ページで、長すぎず、短すぎず苦痛にならない程度の丁度良い感じ。英語学習中級者の方なら、多少難しい表現はあれど映画の内容を思い出しつつ楽しんで読めると思います。

※ちなみに、小説は和訳版も出ています。

マディソン郡の橋 (文春文庫) – 1997/9/10 ロバート・ジェームズ ウォラー (著), (原著), 村松 潔 (翻訳)
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2.概要、引用和訳

アメリカ、アイオワ州の田舎の農夫の妻のフランチェスカ・ジョンソン。家族が不在の数日の間に、マディソン郡の橋の撮影に来た世界を放浪するカメラマンのロバート・キンケイドと出会う。二人が織りなす数日間の儚くも美しいラブストーリー。本章ではそんな小説の中から印象に残った英文を3つほど引用しつつ和訳していきます。
まず1つ目はキンケイドのカメラ談義のセリフから。

“I don’t just take things as given; I try to make them into something that reflects my personal consciousness, my spirit.

私は(写真で)ただありのままを切り取るだけではなく、自分だけの意識や魂を映し出す様なものにしたいんだ。

2つ目はフランチェスカの「家族不在の間に街で買い物を済ませる」という旨のセリフ。

I’m going shopping in Des Moines. Good chance to get a lot of things done I’ve been putting off.

デモインの街で買い物をするつもりです。延び延びにしていた雑事を片付ける良い機会です。

put off:先延ばしにする

”Put off”の表現は以下の記事でも取り上げました。

「延期する」の英語表現3つ~例文も(2021.10.24) (1)put something off 「延期する」の英語と言えば最初に出てくるのは次の章で紹介する''...

最後、3つ目は子供に宛てたフランチェスカの手紙から。映画では冒頭で出てくる内容です。田舎ならではの感覚が伝わってきます。

In a 1982 letter to her attorney, she had requested that her remains be cremated and her ashes scattered at Roseman Bridge. Cremation was an uncommon practice in Madison County—viewed as slightly radical in some undefined way—and her wish generated considerable discussion at the cafe, the Texaco station, and the implement dealership.

1982年の代理人への手紙で彼女は、遺体は火葬して遺灰をローズマン橋に撒く様に望んでいた。火葬はマディソン郡では一般的慣習ではないので、馴染みが無くいささか過激なものだと見られた。そのため、彼女のこの願いは(地元の)カフェやガソリンスタンド、農具屋などで議論を起こした。

cremate:火葬にする
scatter:まき散らす
radical:過激な、極端な
generate:生み出す、生成する

3.さいごに

本記事では洋書”The Bridges of Madison County”(マディソン郡の橋)を読んで、本当に簡単ですが概要をまとめました。記事内でも書きましたが、ネット上では賛否両論あり、個人的には否定的な意見もある事がビックリでした。私は好きな作品です。
何はともあれ、映画、小説ともにオススメである事には変わりありません。楽しみながら英語に触れる多読・多聴の学習材料には良いので、本記事を読んでご興味を持って頂けましたら幸いです。

おわり

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