(2022.9.3)
記事の概要
・第82回アカデミー賞で最多6部門で受賞した戦争映画「ハート・ロッカー」の作品紹介をします。
・作品情報、トレーラー動画、簡単なあらすじ、英語の難易度、おすすめ度などが分かります。
1.はじめに
本記事では先日BSで放送されていた戦争映画、「ハート・ロッカー」(2008年)について掘り下げていきます。イラクに駐留する米軍の爆弾処理班を描いたこの作品の概要、トレーラー動画、簡単なあらすじ、感想、英語学習の観点からのおすすめ度をまとめていきます。
第82回アカデミー賞最多の6部門を受賞した本作は、戦争映画が苦手な方でなければ普通におすすめですので、ぜひチェックしてみて下さい。
2.作品情報|ハート・ロッカー(The Hurt Locker)
まずは、映画「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker)の作品情報を以下にまとめます。
タイトル | The Hurt Locker(邦題:ハート・ロッカー) |
ジャンル | 戦争アクション |
製作国 | アメリカ |
時間 | 131分 |
公開 | 米国:2009年 日本:2010年 |
監督 | キャスリン・ビグロー |
出演 | ジェレミー・レナー アンソニー・マッキー ブライアン・ジェラティ |
配給 | 米国:サミット・エンターテインメント 日本:ブロードメディア・スタジオ |
・トレーラー動画
Youtubeチャンネル:Rotten Tomatoes Classic Trailers
動画タイトル:”The Hurt Locker (2008) Official Trailer – Jeremy Renner, Anthony Mackie Movie HD”
URL:https://www.youtube.com/watch?v=AIbFvqFYRT4
トレーラー動画を見て気になった方は、Blu-ray、DVDのご購入をおすすめします。
・あらすじ
2004年、イラクのバグダッド郊外に駐留する米軍の爆弾処理班。ジェームズ(ジェレミー・レナー)は爆弾処理の知識と腕は確かだが、ルールを無視して独断で危険な行動をしてしまう。チームワークを無視した彼の行動に、部下のサンボーン(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)は戸惑う。そんな中で、次々と降りかかる危険なミッションを切り抜けていく彼らの部隊だが、無事に任期を終えることができるのか…。
写真:作品より転用
・感想~おすすめ度は3.9/5点満点中
「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker)は、イラク・バグダッドを舞台とした米軍の爆弾処理班を描いた映画です。ジャンルとしては戦争アクションという事になっていますが、もっとくだけた言い方をすると「戦場の日常系」という感じです。物語を楽しむというよりは自分も戦場に没入する感覚で、日々の危険なミッションに手に汗握って疑似体験する様な映画になっています。
あえてラフな感じで撮られたリアルな映像がそれを強調しています。
写真:作品より転用
映像がスタイリッシュでかっこいいのが視聴ポイントです。英語を勉強していない方でも、映像がきれいなのでぼーっと見るのにも良いです。個人的なおすすめ度は5点満点で言うと3.9です。
第82回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、高く評価されています。ちなみにタイトルのハートロッカー(The Hurt Locker)の意味を調べたところ、米軍のスラングで、「苦痛の極限地帯」や「棺桶」の意味です。
3.多聴での英語学習の観点から見たおすすめ度は△
自分の英語力の範囲内で、ぎりぎりついていけるレベルの英語をとにかくたくさん聞き、分からないところは受け流して英語聞き取り能力を向上する「多聴」の観点で言うと「ハート・ロッカー」のおすすめ度はイマイチです。
理由は単純に汚い言葉が多いからです。戦争モノなので仕方がないとは思います。ある意味ナチュラルな英語とも言えるかも知れないですが、第二言語として英語を学習している者からするとあまり真似しない方が良い言葉が多いです。ナチュラルスピードでラフな感じの会話が戦場で繰り広げられますので、聴き取りの難易度は高いです。自分には聴き取りは難しかったです。英語字幕があれば良いのですが、日本語字幕でカバーしながら視聴しました。
4.さいごに
本記事では2008年のアメリカの戦争映画、「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker)の概要、簡単なあらすじ、感想、英語学習の観点からのおすすめ度などをまとめました。
戦争映画が苦手な方でなければ基本的に作品自体はおすすめです。但し英語多聴での学習の観点では、それ程おすすめできません。
リアルなタッチの映像で戦場を描いた戦争映画で、あらすじと言うよりはかっこいい映像と雰囲気を楽しむ様な内容になっています。
写真:作品より転用
評価の高い映画ですので、見て後悔することは決してないと思います。トレーラー動画を見て興味を持たれた方はぜひ一度視聴される事をおすすめします。
本記事がお役に立てば幸いです。
おわり