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【英語学習】シンガポールのチャンネルニュースアジア(cna)

(2020.11.7)

記事の概要
シンガポールのニュースメディアである「チャンネルニュースアジア」(Channel News Asia, cna)のウェブサイトをご紹介します。
・アメリカやイギリスよりもアジアのニュースに触れたい方におすすめ。
生放送のニュースや最新のニュース記事が無料で読めるので大変おすすめです。
※3年間シンガポールに駐在した経験のある私のこぼれ話も交えながらご紹介します。

1.はじめに

以前にブルームバーグのライブニュース放送の紹介記事を書きましたが、本記事ではシンガポールのメディアコープ(Mediacorp Pte Ltd)というメディア企業が運営しているチャンネルニュースアジア(Channel News Asia, cna)をご紹介します。早速ですがCNAのURLはこちらです。スマホアプリも無料であり、ダウンロードは以下です。
iPhone版アプリをダウンロード
アンドロイド版アプリをダウンロード
「説明はいいから早く覗いて見たい」という方や、英語の読解に不自由の無いハイレベルな方は早速どうぞ。

本記事では、チャンネルニュースアジアで触れられるコンテンツについて紹介し、私なりに感じるメリット・デメリットをまとめていきます。

2.ライブ動画

チャンネルニュースアジアのサイトにアクセスし、サイト上部の’Watch TV‘をクリックするとライブ動画を視聴できます。

いつでも、24時間最新ニュースの生放送を無料で見られるのは素晴らしいサービスだと思いますし、チャンネルニュースアジアの目玉コンテンツかと思います。もちろんスマホでも視聴が可能です。

私はシンガポールに3年間滞在した経験がありますが、チャンネルニュースアジアはテレビで普通に放送していました。昔の記憶なのでうろ覚えですが、ネット放送とテレビ放送は全く同じ内容だったはずです。外国のテレビで放送している内容が世界中どんな所にいてもネットで視聴できるなんてすごいことですよね。
ちなみにシンガポールと日本の時差はマイナス一時間だけですので、日本が朝9時なら、シンガポールは朝8時です。
欧米のメディアよりもよりライブ感を味わえて良いと思います

 

3.いつでも手軽に最新ニュースにアクセス

チャンネルニュースアジアでは、他の英語ニュースサイトと同様、いつでも最新ニュースの記事にアクセスでき、無料で記事を読めます。

特色としては、シンガポールと隣国のマレーシアの記事がメインで、その他の東南アジア諸国(タイ、インドネシアなど)のニュースも取り扱っています。アメリカ、イギリスなどの欧米諸国のニュースは”World News”扱いのカテゴリーになりますが、こちらもしっかりおさえてます。
その他には、ライフスタイル(CNA Lifestyle)のカテゴリーや、独自の特集記事(CNA Insider)での特集記事に見所が多く、世界の先端技術やトレンドが分かり、知識欲が刺激され、満たされます。
先日アップしたパンデミック下でのシンガポールの精神医療に関する記事も、cnaにて見つけたものです。

「シンガポール」と一口に言われてもあまりイメージがわかない方もいらっしゃるかも知れませんが、シンガポールは東南アジアでは最先端の都市国家です。ある部分では日本よりも進んでいるかも知れません。
年配の方々もITリテラシーが高く、60代の方でもパソコンでワード、エクセル、メールや、スマホのLINE、フェイスブックも使いこなしている人をたくさん見ました。
また、日本で言うところのマイナンバー制度が徹底され、シンガポール国民が自分のIDカードを持つ事は既に当たり前になっています。私が3年間駐在していた時も、IDを持っていました。
また、自動車は日本で言うETCの装置が義務化されており、標準装備されています。シンガポールの高速道路はノンストップで走り続ける事ができ、気持ちが良いです。

こちらの画像はシンガポールの有名ホテル、マリーナベイサンズ周辺です。きれいに都市づくりされていて美しいです。
この様に、シンガポールという国の素晴らしい点をあげれば枚挙にいとまがありません。

話が横道にそれましたが、チャンネルニュースアジアのニュース記事で興味深かったものを一つご紹介します。
記事はこちらです(「シンガポール初のプンゴルのエコタウンの成功、グリーンなHDBライフに次は何が起こるか」)。プンゴルと言うシンガポールの町のHDB(日本で言う公営団地)では、エコタウン・グリーンタウン作りが、進んでいる様です。地球温暖化対策の、ゴミの分別・リサイクル、水の消費の抑制、ソーラーエナジーの利用、放熱性に優れた材料での壁づくり、雨水を利用して街を冷やす工夫がされている様です。この記事は興味深かったのでおすすめです。

4.チャンネルニュースアジア(CNA)のメリット、デメリット

何事にもメリットがあれば、デメリットもあります。cnaを利用して英語を勉強する事のメリットとデメリットを独断で書いていきます。

メリット
・毎日のニュースで英語学習ができる。24時間英語漬け可能。
・身近なニュースに触れて語彙力アップ、ボキャブラリーを増やせる。
・いつでも生放送でニュース動画が見られる。内容が理解出来ればリスニング力の強化につながる。
・ニュースを通してきれいな英語が学べる。
・東南アジア諸国と関わる仕事をされている方には強くおすすめ。アジアのニュース中心なので、身近に感じる。アジアの中での日本の見られ方が分かる。

ニュース番組を見ていると、街頭インタビュー等で本当の生の英語が聞けます。言い間違いとか口ごもりも含め、それこそが本当の英語だと思います。映画やドラマでは得られない利点の一つではないかと思います。

デメリット
・アナウンサーの英語はいたってきれいですが、シンガポール人の英語は独特で、シングリッシュと言われるアクセントが、上記画像の様な特集コーナーのインタビュー等で見られます。シンガポール人と関わる予定の無い方には覚える必要が無い。
・アジアのニュースに興味が無い方には苦痛になってしまう。普段ニュースを見ない方にはおすすめできないかも知れません。
・欧米人と関わる仕事をされる方にはやはり欧米のメディアに触れる事をおすすめします、文化を理解するという意味も含めて(例えばBBCとかCNN、FOX Newsなど)。

5.さいごに

本記事ではシンガポールのニュースメディアであるチャンネルニュースアジアを通して英語を学ぶ事について考察しました。
日本人にとっては同じアジアの国で、旅行などでも行きやすい場所ですし、身近に感じやすい国ではないかと思います。私がシンガポールに駐在していた頃にも、20代の若い駐在員や現地採用で働いてる日本人がたくさんいました。
ある意味で日本よりも進んでいる部分のある国ですので、そのような国のニュースに触れることは見聞も広がり、英語力も高まってとても良い事だと思います。
しかし何よりも重要なのは「理解すること」、「楽しめること」、「継続できること」だと思います。興味が持てなければ仕方ないですし身にならないと思うので、自分が興味の持てる英語の媒体を見つけることが大切です。それは映画でもドラマでもラジオでも新聞でも何でも良いと思います。英語を通して、自身の興味のある分野の知識が増えたり、見聞が広がったりすらば何よりで素晴らしいことですよね。

ペンペン
ペンペン
ボクは暑いのが苦手ですが、シンガポールにいってみたいと思いました。マリーナベイサンズの屋上プールで泳いでみたいです。
コンコン
コンコン
ボクも行ってみたいな。夜にやってるナイトサファリという動物園を見てみたいな。

おわり

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