(2022.3.19)
記事の概要
・英語多読を志す方にKindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)の端末をおすすめします。
・写真を交えておすすめポイント、メリット・デメリットを解説致します。
1.はじめに
本記事では英語多読を志す方に、アマゾンの電子書籍端末 Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト、以下キンドル)をおすすめ致します。そもそもですが、キンドルとは通販サイトのアマゾンから出ている電子書籍の読書端末です。以下画像は私が所有しているキンドルペーパーホワイトです。もう何年も前に購入したので何世代も前のモデルになります。
※ちなみに、キンドルはスマホアプリもありますので、キンドル端末を買わなくてもアマゾンで電子書籍を購入してスマホアプリで読書する事自体は可能です。
→Kindleスマホアプリ(iPhone向け)
→Kindleスマホアプリ(Android向け)
私自身毎日キンドルで読書しておりますので、写真などを交えてメリット・デメリットをつづっていきます。
2.キンドルのメリット~英語多読学習の視点から
本章にて英語多読学習の視点から、キンドルペーパーホワイトの良い点を挙げていきます。
・Word Wise(ワードワイズ)機能
キンドルのWord Wise(ワードワイズ)という機能が英語学習をサポートしてくれます。これは難しい英単語に、英語で意味を添えてくれる機能です。以下の画像の赤丸部分の様な形で、本の行間にさりげなく書いてくれるのがとてもありがたいです。英語→英語の解説で、英語多読の読書中に日本語で考える事がないので学習の邪魔になりません。
あえてケチをつけるとすれば、ワードワイズ機能で解説される単語の難しさの基準にちょっと疑問があります。「こんなに簡単な単語の説明はあるのに、こっちの難しい単語の説明はないの?」的な感じで引っかかる事が時々ありますが、その辺は今後のアップデートに期待します。
・本を読む事に特化したガジェット
キンドルペーパーホワイトは本に読む事だけに特化したガジェットです。ネットサーフィンするには処理が遅いので、そういう用途では使いものになりません。画面も白黒です。ダウンロードした本を読む分には処理速度は何の問題もありませんのでご安心下さい。ページをめくっていく時の速度も心配いりません。
もちろん紙の本みたいに、読んでいる所から開いてまた読み始める事が出来ますし、線を引いてハイライトする機能もあります。ハイライトした部分はリスト化されるので、後からそこをぱっと開く事も出来ます。
アマゾンのアカウントで紐付けされてデータがクラウド化されているので、書籍の購入はパソコンやスマホからして、本のダウンロードだけキンドルでする、といった使い方が可能で、便利です。
・紙っぽさが最高、優しい質感
キンドルペーパーホワイトの紙っぽい質感はたまりません。スマホの画面とは異なりフロントライトなので、目が疲れる事もありません。私は2017年にキンドルペーパーホワイトを購入して5年間使用し続けていますがこの質感に飽きる事は全くありません。
※バッテリー持ちも問題ありません。普通に毎日読書していて充電は週に1回するかしないか位のレベルのバッテリー持ちです。
・文字の大きさが調節可能
紙の本と違って文字の大きさが調整可能です。これはかなりありがたい機能です。洋書の紙の本の場合だと文字サイズが小さいと感じるものが多いので、文字を大きくできるのはとても助かり、読書がはかどります。私はいつもこんな風に大きめの文字で読書しています。
文字を大きくするとその分画面の中に納まる文字の量が少なくなるので、ページをめくる回数が増えます。読書時の「ページをめくる楽しみ」が増えるという隠れたメリットもあります。自分の読むスピードが早くなった様な気分にもなれます。
・購入した本を全部、いつでも持ち歩ける
電子書籍のメリットは、購入した本を何冊でも、いつでも持ち歩ける事です。端末内にダウンロードして保存しておける本の数は、端末のデータ容量に制限されますが、購入した本はクラウドで保存されているので、屋外でもWi-Fiに繋げばまたいつでもダウンロード出来ます。つまり、このタブレット端末一つで何百冊もの本をいつでも持ち歩けるのと同じです!
英語多読においては、「洋書を買ったものの今の自分の英語レベルに合っていなかった」という事が多々起こります。そんな時はその本はあきらめて、自分の英語学習レベルに合った本を読むのが多読学習の原則です。キンドルなら、いつか自分のレベルがその本に追いついた時に、同じ端末ですぐ読み直す事が出来ます。そんな利便性が、英語多読にキンドルをおすすめする理由の一つです。本当に軽いのでこんな風に指でつまんで片手で読書出来ます。
・メリットまとめ
キンドルのメリットは挙げればきりがないですが、英語多読をするうえで悩みがちな様々な問題を、キンドルなら解決する事が可能です。おさらいの様になりますが、以下の様にまとめられます。
英語多読で悩みがちな問題→Kindleなら解決できる
✅分からない単語に出会う→Word Wise(ワードワイズ機能)で煩わしさがかなり省ける。英語→英語の解説なのが◎。
✅文字の大きさの問題→キンドルなら文字を大きく調節可能。
✅本が増えていく、スペース的な問題→キンドル端末一つに全部入る。
3.キンドルのデメリット
メリットがデメリットを補って余りあるからキンドルをおすすめしているのですが、本章ではあえてデメリットを挙げてみます。
・Word Wise(ワードワイズ)、辞書機能は改善の余地あり
メリットの所で紹介したワードワイズ機能は更なる充実が必要と感じます。意外と簡単な単語に説明がついていたり、難しい単語にはついていなかったりで、改善の余地はありそうです。しかし、そこはこれまでサービスを急速に拡充してきたアマゾンですので今後どんどんアップデートされていく事と期待しています。
・本物の紙の本ではない
当たり前ですが、電子書籍は本物の紙の本ではありませんので、紙の本特有の読書感覚とは違います。紙の硬さや柔らかさ・匂い、ページをめくっていって読み終わった側が分厚くなっていく嬉しさ等、そういう紙の本独特の感覚は味わえません。本棚に保管しておいて、経年でだんだん紙が色あせて味が出てくる的な、物を所有する事の特有の楽しさもキンドルにはありません。
この辺りをメリットと取るかデメリットと取るか、人による所かも知れません。
4.さいごに
本記事では、アマゾンの電子書籍端末、Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)を英語多読的視点からおすすめし、メリット・デメリットをご紹介しました。
紙の本好きの人からしたら「端末代だけで本が何冊買えるんだ!」と言われてしまうかも知れませんが、電子書籍には電子書籍なりのメリットがたくさんあり、デメリットを補って余りあるものだと感じていますし、その利便性からいつでもどこでも読書がしやすくなり、初期投資費用は十分回収できるものと思います。特に洋書をたくさん読む英語多読学習においてはとても便利で効率が上がるのでご購入を強くおすすめ致します。
本記事がお役に立てば幸いです。
おわり
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・英語多読について、そもそも多読とは?という疑問に答える記事です。
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